小胞体ストレスとは?

小胞体ストレス(ER-stress: endoplasmic reticulum stress)

細胞内外による様々なストレス負荷により、小胞体機能に問題が生じると、

タンパク質が正常に折りたたまれなくなり、異常タンパク質が小胞体内に蓄積します。

この状態を「小胞体ストレス(ER-stress: endoplasmic reticulum stress)」といいます。

「小胞体ストレス」は、難病から生活習慣病まで、様々な病気の原因となっていることが

報告されています。

 

[小胞体ストレスが病気の原因と研究報告されているもの]

アルツハイマー病、クロイツフェルト・ヤコブ病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、ハンチントン病、ポリグルタミン病、網膜変性疾患、心臓病、肥満、脂質異常症、慢性炎症、2型糖尿病、メタボリックシンドローム、非アルコール性脂肪性肝疾患、慢性閉塞性肺疾患、膵臓がん、腸管炎症、脂肪性 肝炎、 など研究の進行とともにまだまだ増えています。

 

*このほかにも、研究報告が続いています。